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〜日々修行より抜粋〜
昨日は、取材があって職人さんの所へ行った。
鍛冶屋さんを取材してる間、刃付屋さんの工場で
研いでいるのを横から見学した。
ちょうど出刃を沢山研いでいて、切っ先のカーブ
を研いでいる最中だった。もちろん回転している
砥石でガ〜っと研いでいるのだが、ある事に気がついた。
「あっ!そういう事なんか!」素敵な発見だ!
何回も、口で言われていて「こうなんやろなぁ〜」っと
思っていた事だったが、その言っている意味が深く解った。
「ぱ!」っとひらめくと言うか、ドアが開く瞬間はワクワク
するし、すぐに実践してみたくなる。
昨日はバタバタでそれが出来なかったけども、今日は昼から
暇だったので自分の時間を作ってそれを実践してみた。
結果は、余計な部分を研がないので作業が早くなる。
どこを狙って研げば良いのか!どこを研げば良くなるのか!
それがドンドン見えてくる。
それが見えると、他の事がドンドンつながってくる。
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包丁を使う上で、いつまでも着いてくるのは研ぎです。
鋼材選びや柄選び、鏡面関係の+α部分は最初の部分であって、
その後のメンテナンスで、その包丁が永く使えたりすると思います。
ってな事で、包丁を研ぐと言う点に再び注目してみようかと思います。
日々修行から抜粋した部分で得た、「あ!そういう事なんか!」を
特集で紹介したいと思います。 見て覚えろの世界なんですが・・。
今回得たのは出刃包丁を研ぐ事なんですが、これによって柳刃や薄刃
または、牛刀やペテナイフなんかも楽しく研げると思います。
写真にあるようなデカイ機械を買うなんてマズ出来ないので、99.99%
小さい砥石で研ぐ事になります。
どう転がっても研ぐと言う作業は必要なので、無駄に研ぐ作業を無くす
と言う意味で見てもらえば良いなぁ〜っと思いますが!
今回のタイトルである「■平面じゃなく、点で研ぐ?■」がポイントで
包丁研ぎは3Dの世界で平面じゃなく曲面が多くあります。
平面なのは砥石だけ(^^)
特に切っ先付近でカーブしている部分や、ハマグリ刃などを作る場合は
曲面(3D)を意識して研ぐ必要があります。
こんなややこしい事を言っても論理的で面白く無いので、簡潔に言うと
包丁研ぎをする部分を分別(細分化?)してしまうと言う事です。
もっとややこしくなってしまいそうですが、研ぐ部分を分けてやる事で
むやみに研ぐ必要が無くなります。
職人さんが本や動画などで、研いでい風景は切っ先から顎まで滑らかに
滑らすように研いで行く作業が多く見られます。
もちろん酔心のハマグリ刃の動画でも同じように研いでます(^^;
これらは間違いではないんですが。。。これを最初から最後までやると
しんどい+難しいって事になりそうな気配です。
これらの動きは包丁の下地が出来てからの話しになります。
職人さんの所で見た事は、その下地を作る際の手早い方法と言えば良い
のか、必要な部分を効率良く研いで行くと言う事を見て思ったのです。
それでは!ここから先は↓↓↓をどうぞ!
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酔心特集動画 ( Time15:50 )
2006-06-26-tokusyu2-move 30.0MB Windows Mediaファイル
■ ご注意 ■
この動画は、酔心特集製作者が製作したものです。
閲覧などは無料です。しかし他での無断配布などは、
ご遠慮下さい。また、他で発見された方はご連絡下さい。
動画コンテンツ内で大げさな表現などがありますが、
その辺りは寛大な心でご覧頂けると幸いです。
説明、実演などは、酔心の包丁、砥石で行っております。
全ての包丁、砥石で同じ効果が得られる保証はありませ
んのでご注意下さい。
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