INOXに直刃
黒檀柄の水牛割れ交換!で帰ってきたINOX本焼の柳刃包丁。。
帰ってきた包丁の研ぎを見るのは楽しみ!
どんな研ぎで、何をどうしたいのかを考える。
今日のは、直刃(ベタ研)で炭素鋼の本焼並に薄く研ぎ上げてある。。。
もちろん欠けも目立っていて、、爪に乗せたらピロピロする!丈夫なアルミホイルのような・・・。
この所バタバタしてたけど今日は、なんだか手が空いていたので、
欠け修正してみようかと・・。
思ってみたものの、「欠けを取って、同じように薄く研ぎ込むのは大変だぞ、、そもそも研ぎ修理の依頼はないし」と葛藤・・・
悩んだけど、、、、触ってしまった(ーー;
欠けだけ取って段刃にして返せば文句言われそうだけど、持ち主が求める方向へ
修正すれば喜んでくれるだろうと。。 でも、使って欠けたら。。。
色々な思考を繰り返し。。。
直刃に目に見えない糸引+αを加えて仕上げてみた。
「やっぱり、良く切れるなぁ~」 切っ掛けを作ってやれば吸い込まれるように切れる感じ。
INOXで水本焼並みの硬度があれば、凄いんやろうなぁ~。。
1.鋭く切れると言う意味で凄い!
2.砥ぐのが大変になると言う意味で凄い(笑)
今度、自分用のINOX本焼を直刃SPに仕上げてみようと思う。
平造り、薄造りの具合でも変化が見られるかと。。。
あ~折角習った魚の捌き方も、魚に触れないと忘れてしまいそうです。。。
- 2008-03-24