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荒砥の足跡

今日は、アレコレと包丁を研ぎました。

新品の包丁を本刃付けする時は、下地作りにダイアモンド砥石を使ったりするわけ
ですが、今日は気分的にザックリ研ぎ抜きたかったので、GC#220番にてゴリゴリ
研ぎ込みました。

この石は、ポロポロ砥材がもどけて、目詰まりも無く良く研げます。
「柔らかすぎる!!」っと言う意見もありますが、、、それを除けば好きな感じです。
(もどけた砥材で指がザラザラになる場合もあるので、、、ご注意下さい。。)

これで切り刃にある凹凸を除去して、中砥で均して仕上げ砥へ!!

荒砥部分以外は、いつもと同じように研ぎ上げて行きました。

十分に切刃を研ぎあげてあるので、中砥はしっかり当たります!
その後、仕上げ砥を当てだした頃。。。切刃から錆びが~~~~~~~~。。

写真では解りにくいですが、研ぎ目に沿って点々っとサビが浮いています。。

中砥で荒砥の目を消したつもりだったのですが、荒砥の目は思ってた以上に深く
入っていたようで・・・。研いでる最中でこれくらい乗ってくるなら使い始めたら!!
もっと錆び易くなるような予感。。 やっぱり正直に反応しますね~~

そう考えるとダイア砥石は、研ぎ目が浅かったんかなぁ~。。

ミクロの目で見て切れ刃に研ぎ後が残ってるって事は、少なからず刃先にも残っているでしょ。。
カエリを出して中砥で研ぎ取ったとしても、中砥の目は残るハズ。。。
仕上げ砥でカエリを出して砥がないとすれば、中砥の痕跡は残っているのかな???

あんまし入り込まないようにしよう(笑)

ただ、、仕上げ砥だけでも切れ味が戻る包丁でも、、中砥から研ぎ直すと一味違う感じがするのは
研ぎ込んで刃が薄くなったりする影響もあるけど、、それだけじゃないと思うのです。

  • 2010-02-15

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