サビって・・・。
今日は砥ぎ修理の包丁を研ぎました。
サビが出ていたので、それを除去したのですが、これが奥深くに入っていて、
簡単には取れません。。。 本当ならば、刃研ぎ屋さんに出してガ~っと新品
刃付けしなければならないレベルですが、そこまで費用を掛けるのも・・・。
ってなことで、できる限りサビトールなどを駆使して除去しました。
切れ刃にも もちろんサビが出ていたので、中砥石で研ぎ取ろうっと思ったのですが、
これも無理で、結局荒砥石から根本的に研ぎ直し。
それでも、微かに形跡が残っていますが、これ以上やるとペラペラになるので、
折り合いを付けて終了しました。
サビさせない事が最良ですが、そういう訳にも行かない場合があるので、
サビを見つけたら直ぐに除去する事で奥への進行を止める事が出来ます。
これから梅雨の時期、ご注意下さい!
さて、そんなこんなで、今日は職人さん回りもしました。
池田さんの工場へ向かうと、歩道にNHKの車両&中継車が止まっていました。
工場の前の駐車スペースにも、スタッフが大量に^^; 30人弱か??
車を止める場所ないやん!!っと思ったらNHKが連れてきたガードマンが居る
ではないですか!! ちょっと、車見といて下さい^^ っとNHK車両に並べて
駐車して工場へw
池田さんのお兄さんがTVに出ると言う事で、弟さんの美和氏が仕事を止めて
表に出ていました。 そこでまたもや、インサイダートークw
そこに刃研ぎ屋さんの土佐さんも加わって更にインサイダーw
自分の仕事に誇りを持っている職人さんはイイですね!
で、NHKの放送ですが、今日はリハーサルらしく本番は明日のようです。
ひるブラで生中継らしいので、お時間のある方は、見てみて下さい!
全国に放送されるのか?地域限定か解りませんw
- 2014-06-17
いつも楽しみにしています
いつもブログで勉強させてもらっています。洋包丁の柄の修理を素人ながらしてみました。錆びで膨張した柄を一念発起で…作業工程は、だいぶ肉やせしていたのですが腐っておらず、薄い板をスペーサーとして入れて、オリジナルの柄も割れずに取れたのでそのまま利用。エポキシ接着剤にべとべとになりながらクランプを締め上げて完全硬化する明日まで次の工程は中断です。成功するかな…
お忙しいかと思いますがブログ更新楽しみにしています。
- 2014-06-19(01:07) :
- Mr URL :
Re: いつも楽しみにしています
コメントありがとうございます。
包丁柄は無事に完成しましたか?
エポキシ接着剤。。イラっとするぐらいベタベタしますねw
僕も経験しました^^;
洋包丁の柄も和包丁の柄と同じぐらい手軽に交換出来るように
なれば良いのになぁ〜っと思ったりします。
- 2014-06-20(23:23) :
- TATSUYA AOKI URL :
ご返答ありがとうございます
お忙しい中御返答ありがとうございました。
出来上がった感想は、意外と出来てしまって驚いています。好みの木材を買ってきて柄づくりにはまりそうです。
修理しようとおもったのは、近所に修理ができるところがなかったのと刃物を持って修理に行ったとき(用心深いかもしれませんが)警察官に職質され、きっと厳重に梱包していても、修理に持っていくと言っても聞いてはくれないと思ったのと、日本橋の○屋の製品なのでもったいないからで。でもそこのHPを見たら修理は外部発注で一か月以上かかるとかなんとかと書いてあってちょっとがっかりもしました、老舗なのに。
修理してみると大手製造販売店があまりやりたがらないのもわかりました。割に合いませんよねこの修理は。開けてみて、ぼろぼろ、溶接か切り出して中子を制作。それをするなら新品買ってもらったほうがいいですもんね。
追伸
関西に行くことがあったら絶対堺の刃物店界隈を散策したい!アベノハルカスより堺の刃物街です!
- 2014-06-21(01:30) :
- Aの素人リペア URL :
Re: ご返答ありがとうございます
コメントありがとうございます。
返信が遅れました。。
綺麗に仕上がったようで良かったです^^ 僕も、現在新しい柄を創作中です!
昔は器用な人が刃物店にも居たように聞いてますが、最近は変わってきたように思います。
コチョコチョ修理するよりも、工場に出したほうが綺麗に仕上がると言う点もありますね!
工場はラインで動いているので、洋包丁に関しては1品をコツコツ修理する職人も減ってるかもです。
刃物の持ち運びは、直ぐに刃身を抜けない状態なら持ち歩いても大丈夫だと思います。
新聞紙でグルグル巻きにするとかですね。
もちろん、修理に持って行くと言う理由は必要です。 意味も無く持ち歩くとヤバイかも。。
機会があれば、是非堺へ来て下さい。 色々な刃物屋さんがありますよ!
- 2014-06-27(17:14) :
- TATSUYA AOKI