天然と人造
数日前に、白二鋼柳刃を研ぎました。
この所、安定感のある人造砥石を利用する事が多く、天然砥石から離れていましたが!
今回の白二鋼はやけに刃当たりが良くて、天然で研ぎたくなってしまいました。。
10本近く研ぎましたが、最後の1丁だけ 中山合砥を久しぶりに出動!
懐かしい泥の香りに癒されつつ当然のように鋭い刃が立ちました。
人造でも中山合砥でも同じような感じに仕上がったのですが、
その後、庖丁保護の為に錆止め油を塗るんですが、塗った後の掛かりに違いが出ました。
中山で研いだ方が、掛かりがしっかり残っている感じです。
柳刃なので、脂っぽい魚を引く事と重ねてみれば、中山の方が刃持ち(掛かり)は
維持できるのでは?? っと思いを巡らせてしまいました。
砥粒が一定な人造より、砥粒がバラバラの天然の方が掛かりが出やすいか?
出荷前、糸引でのチェックなので、天然砥石でドロドロ研いだら違うかもですが、、
モロに刃先へ砥石の粒度を当てているので、普通の研ぎと比べたら相違があるかもですね。
◆営業◆
SUISIN SP-INOX 180mm 三徳 本日入荷しました!
ご家庭用にお薦めです^^ ブッチギリに刃を合わせてお送ります。
- 2013-10-17
2023年追記:SUISIN SP-INOXシリーズは現在廃盤となっております。