今日の本刃付け
今日は、白一鋼水本焼きを途中まで本刃付けしました。
剣型柳刃なので、形状的に研ぎ易い!
白一鋼はパリパリし易いのですが、この庖丁は、まったりしっとりしています。
「うっ」っと受け止める感じです!
一般的に、まったりしっとりは甘切だと思われがちですが、これはちょっと違います。
毎回、研ぎ行程を写真に!っと思うのですが、いつも研ぎ出すとそれを忘れて
ある程度の所まで研いでしまいます・・・。
行けるとこまで集中して研がないと気が抜ける・・・・。
今回も複合的な本刃付けをしました。
柳刃より少しだけ切刃が広いので、元から先に向かっての具合がいつもと違うのが特徴です。
1丁で、刻む、剥く、切る、削ぐが出来る事を狙いつつハマグリ刃も入れました。
刃先をもう少し薄く研ぎ抜きたくて、刃先をググっと押さえて研ぎに掛かったら
超薄く指皮一枚、、スライスしてしまい。研ぎを途中で止めました。
最後の極み部分(小刃合わせ)を仕上げていないのに、こんなに来るのか!
久しぶりに、刃物を触ってゾワゾワしました。。
月曜日に持ち越しですが、週明け気合いを入れて向き合おうと思います。
- 2009-06-19