修理本刃付
「好きなように!」と預かった出刃を研ぎ修理しました。
いつもの研ぎ修理や本刃付依頼は、使う方の使用方法を見る事が出来ないので
想定の範囲で、これくらい研いでおけば良いかな? どうやろうか?
研ぎ修理の庖丁ならば、修理前の庖丁具合を見たりして強度の切れ味を考えて研ぐ。
新品の本刃付けは凹凸の除去と、鋭い刃を目標として仕上げてゆく。
特別な指示が無い限り、良く切れる事を一番に考えてます。
あと、庖丁を永く使えるように裏押しを少なくしておく・・・。
今回は、実際に使用している現場を何回も目撃してるので、それを知った上で
本刃付け研ぎ修理を行いました。 かなりのプレッシャーです(^^;
で、今回修理した出刃庖丁です。
手前が師範の出刃庖丁修理済み! 奥が新品の出刃です。
刃元から先までの写真をお見せしたい所ですが、ちょっと百貨店チックな刃付け
にしたので、師範の反応を伺ってから、、特集にて紹介しようと考えています。
この状態がパーフェクトではなく、ちょっと通り過ぎた感じの仕上がりです。
さて、、どうなのか・・・。
ドキドキワクワクです。
- 2008-12-03