洋包丁研ぎ具合と実践
洋包丁の研ぎで、ブレードの研ぎ抜き具合と言うのは一つの基準が出来た。
包丁の抜けと、刃の強度を考えた時、しっかり抜けば抜くほど刃が頼りなく
なりがちなので、糸引か小刃を多様しなきゃなりません。
そこそこ強度を考えた研ぎ抜きと、激的糸引刃付けを10日前に行いました。
激的糸引とはベタ研ぎの糸引です。(意味不明ですが、切れる刃先はベタ研ぎ状態)
もう使えない!!っと思う所まで使って下さい。と言って渡した包丁ですが、
10日間で帰ってきました。 もちろん研ぎ上がりそのままの刃では無かった
ですが、簡単な研ぎで戻るかな!っと思う範囲の刃の弱り具合でした。
想像では、2日〜3日でアウトやろうなぁ〜っと思っていたのですが、結構
持ったなぁ〜っと言う感じ、もしかしたらと言う期待もあったので、ちょっと
嬉しかったり(^〜^)v
そして今日は、ベタ研ぎ糸引から、ナチュラルハマグリの糸引へ刃付け直し、
再度、調理場へ出張して頂きました。想像では、ベタ研ぎ糸引より長く持つはず!
ベタ研糸引やナチュラルハマグリ糸引と言ってますが、目に見えません!
蛍光灯で透かして初めて解る程度なので、凄い細かい話なのです。
ちなみに、この糸引テストの包丁はSP-INOXです。
- 2012-09-18
No title
お疲れ様です。
べた研ぎ糸引き!新品状態の包丁に施しての現場実験ですか?
- 2012-09-19(13:49) :
- 居酒屋 URL :
Re: No title
コメントありがとうございます。
テストは、ブレードを研ぎ抜いた後に、ベタ糸引を入れる形で実験しています。
研ぎによる刃先の強度を調べている感じです!
ベタ糸引にすると、超ピリピリする感じの刃が付きます。
ナチュラル糸引にすると、ピリピリ+優しい感じの刃が付きます。
実用的なのは、ナチュラル糸引だと思いますが、どこまで行けるのか??を知る上で
色々お試し中です。
- 2012-09-19(14:39) :
- TATSUYA AOKI