1. HOME
  2. 日々修行
  3. 日々修行
  4. 目詰まりと鏡面

目詰まりと鏡面

朝から、本刃付けをしました。

ゆったりとした午前中だったので、デジカメを側に置いて研ぎました。

研いでいく途中経過をレポートするのも堂々巡りっぽいので、最後の方だけを少々。。

INOX本焼なので、切刃を仕上げ砥石で研ぐと鏡面になります。
鏡面になる砥石なんぞもあるわけですが、写真のように砥面を黒く目詰まりさせると鏡面に
なり易いです。 完全に目が詰まると傷っぽく曇るので適度に詰まらせると良し!

これは、目詰まりした状態で研ぐ=磨くになるので、たいして研げません!
もちろん掛かるような刃は付きにくい。 青とか白なら掛かる刃が付くかもですが、
目の詰まった砥石で研いでいるので、砥石本来の性能を発揮していないに等しい。

*刃の掛かりには2種類あるように思う。
「ノコギリ刃による掛かり」と「刃先が薄い事による掛かり(食い込み)」
前者が「糸引」で後者が「ベタ研ぎ」と今は思ってます。

目の詰まった砥石は、包丁から削り落とされた粒子によって砥石がコーティングされた
状態であると思うのです。 なので、本刃を付けに行く時(INOX場合の糸引)は!!

完全に目詰まりを取る! 斜めに変色してる部分があるけど、これは水が浸透したあと。。

この状態は砥石本来の粒度がむき出し状態!
刃先に粒度なりのノコギリ刃を付けてやろうじゃないかの待機状態。

これで糸引きを入れます。
砥石面に鉛筆で落書きした様な状態は研いだ跡。。

これに裏押しして、この状態に!  僕的には最終糸引きで限界の目詰まり状態。

この状態でパリっとした刃が付いてなければ、再び目詰まりを取って同じ作業を繰り返す。
今日の場合は、よ~く刃を伸ばした(薄くした)事もあったりで、1発OK!

色々な意見もあると、思うんですが糸引推奨派の僕としては、炭素鋼でも洋包丁でも
この方法で、パリっとした刃を得ています。洋包丁はちょっとテクニックが必要かもですが、
一度試してみて欲しい、最終研ぎのお話でした。

鏡面は、目詰まりした仕上げ砥石で磨こう!
本刃は、目詰まり無しの粒度むき出しの仕上げ砥石で研ごう!

  • 2011-08-30

No title

こんばんわ、最近私も仕上げの糸引き同じ
考えにたどり着きました。
目詰まりない仕上砥だと
掛かりよい刃がつきますね。
仕上砥の面出し兼、目詰まりを取る
コッパについて検討中です。
今のところ電着ダイヤの#1000でなでますが
もうちょっと細かくしたほうが良いのか
差を比較すべく準備中です。

  • 2011-08-30(19:13) : 
  • yotarou URL : 

Re: No title

コメントありがとうございます。

同じ考えの方が居られて嬉しいです!!
実際に、試してみると掛かる刃が付くので、色々な方に体験して欲しいと思います。

この面直し用に色々な石を試しました。

薄くなった#1000中砥石を割って使ってみたり、青砥を塗ってみたり、
トモ名倉(合砥の名倉)を使ってみたり!

細かい砥石で目詰まりを取るよりも、#1000~#1500ぐらいで取った方が
早く掛かる刃が付くように感じています。
研ぐ包丁によって違いが色々ありそうな気はしています。

砥石本来の番手を活かすなら、同じ砥石で擦り合わせた方が良いのかもですが。。。

上田師範は、サビトール(中目)で目詰まりを取って居られます。

また、コメントお待ちしております^^

  • 2011-08-31(11:58) : 
  • TATSUYA AOKI URL : 

No title

今日#400の電着ダイヤで目詰まりと面直しした仕上げ砥(S-1)で糸引きを
柳本霞と薄刃、牛刀(白三)でやってみました。
若干返りの取れというか反対側への折り返しが
はっきり出るような感触です。
その分研ぎ終了のサインが判りよいように思います。
目詰まりは1000#が早く#400は余裕が出るようです。
また、牛刀は刃が砥石に食い込むことがあり、包丁を当てる角度が
#400のほうがシビアです。
個人的に#400のほうが研ぎのコントールがしやすく感じました。

  • 2011-09-03(00:19) : 
  • yotarou URL : 

Re: No title

コメントありがとうございます。

#400は結構砥石面がザルザルしますよね。
S-1(#6000)でも砥石面は#400の凹凸に近い感じにコピー
されている感じなので、おっしゃる通りの結果になると思います。
以前#220でやった事があるので、その激しさは体験済みデス。。
出っ張ってる分、引っ掛かりがあるんですよね。。

目詰まりに余裕がでる荒い砥石を使った面直しは、中砥石に使っています。
これをすると1.5倍ほど目詰が詰まるまでに時間が延長されます!

仕上げ砥は、#1000~#2000で目詰まりだけを取って80%ぐらいは仕上砥石なりの
粒度で研ぎ上げるようにしています。

”この感覚はやった事がある人しか解らないですね!”

  • 2011-09-07(13:43) : 
  • TATSUYA AOKI

関連記事

過去記事