ワケありで、気になる。
今日は、ちょっと空いた時間を使って庖丁を研ぎました。
前から気になっていた事があったで、実験的な研ぎです。
柳刃、尺の白二鋼です。
鋼の状態を知りたかっただけなので、刃先だけ研げば良かったんですが、
なんかソワソワして、ペタペタと切刃をも研いでしまいました。
鋼の状態をチェックという事で、荒砥を使い、中砥を使いして鋼の研げ具合
や粘りとカエリの出る様子を試してみました。
アウトレット的な庖丁なので、アイケがあったのですが、研いでいると広く深く
出てきたので、写真を撮ってみました!
コピー用紙でも入りそうなぐらいのアイケです(^^;
軟鉄と鋼が溶けて接合すると鋼の炭素が軟鉄に吸われてしまうとも言うし
ギリギリにしようと思えば、アイケがでちゃうし・・・。
そんな事を思いながら、研ぎ上げてみました。
結局、糸引き刃を入れて、人造砥石と天然砥石を当て比べて鋼の具合をみましたが、
普通に良く切れます。 多分、一般的には鋭いと言うボーダーラインは越えてます。
あんまし、気にしなくてもエエのかなぁ~。。 っと思うのでした。
しかしながら、どんな庖丁でも研ぎ立ては取りあえず切れるんで、、、耐久テストせねばデス。
- 2010-12-22