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取材でした。

昨日は、朝から海外のジャーナリストによる取材でした。

敬次郎氏に会いたいっとの事で、土井さんの工場に向かいました。
わざわざ敬次郎氏に工場へ来て頂いての取材となりました。

少しだけ横で取材内容を聞いてましたが、敬次郎氏いわく、
「鎚を持った腕が上がるなら、まだまだ庖丁を作りたい!」っと。。。

鎚を置いた今でも、あ~したら、こ~したらっと思う事があるようです。

「仕事止めたら手が綺麗になったわ~」
と仰っていたので撮らせていただきました。

現役の時は、手のしわに煤(すす)が入って黒くなっていたのです。

「暇してるから、いつでも呼んでや~~」っと言ってました。。
僕も、ビデオカメラ持ってインタビューしておこうかな。

余談ですが、敬次郎氏は工場では作業服で、
仕事終わりで庖丁を納品する為に酔心へ来る時は、写真のようなジャケット姿でした。
ネクタイまではして来ませんが、敬次郎氏なりの礼儀を感じていました。
作った庖丁を嫁に出す感じかも知れませんね。

実際の製作工程は、逸夫氏が実演しました。
スピーディーでパワフルな製造工程は、これからの土井刃物を背負う
職人としての雰囲気が満々と出てました!

敬次郎氏の息子への想い等を聞いて工場取材終了しました。

職人さんの話を聞くのは面白いです。

  • 2013-05-29

タイトルなし

良い写真、良い笑顔ですね!

敬次郎氏の疾風には凄く助けられました。
可能ならば白疾風を作って頂きたい位です…

  • 2013-05-30(13:39) : 
  • stk675 URL : 

Re: タイトルなし

stk675さん

コメントありがとうございます。

敬次郎氏の庖丁は、各地の調理師さんの元で長年に渡りお手伝いさせて頂いていると思います。
67年鍛冶屋をしていた訳ですし。。。疾風に限っては、終業まで10数年製作して頂きました。

白疾風ですねぇ・・・・。 ブッチギリで鋭く切れましたねぇ・・・。

  • 2013-05-30(16:52) : 
  • TATSUYA AOKI URL : 

ああ、素晴らしい笑顔ですね

名人と誰もが認める方の、晴れやかな笑顔ですね。

 最近、体力が戻るにつれ、人の健康が気にかかるようになりました。

 我々料理屋は、何でもかんでもより「美味しくする」事に血道を上げます。

 往々にして、栄養士さんの思考法とは真逆の手法を駆使します。

 なぜなら、人間という生き物は遺伝的に飢餓を避けるようにできているから

 です。

 甘みに脂肪が加わった味は、自動的に「旨い」と脳が感じるようにできています。

 我々和食屋は、脂肪をできるだけ「出汁の旨み成分」に置き換えますが

 それでもやっぱり油脂成分を加えるかどうかで、料理のコクは違ってきます。

 だからと言って、日本料理の枠をはみだしたような料理は出せません。

 また、私の所のような店では望まれてもいません。

 でもね、その縛りを超えた発想と試みをしないと、定番メニューも進化しません。

 枠を超えずに変化しないと飽きられます。この「飽き」が一番怖いんですね。

 何を言いたいかというと、要は「日々持続する志し」こそ大事という事でしょうね。

 
 最近の記事、熟読しました。青木さんの今の境地、素晴らしいと思います。

 以前より体調が良くなったのをいいことに、口が軽くなりました。

 また、寄らせて下さい。


Re: ああ、素晴らしい笑顔ですね

lovekidoldさん

コメントありがとうございます。

自分の仕事を貫いた男の笑顔ですね!
僕も、あんな笑顔が出来るように頑張りたいです。

体調良くなられてるようで、良かったです。

料理のお話を伺っていると、明確な基本知識(人体の事や科学的な事)を
理解した上で調理に望むのと、おおよそで作って行くのでは、答えが出る
速さや、応用の広さが変わってくるように感じました。

その中でも和食のテリトリー内で創意工夫していくのですから大変だと
思いますし、かなり面白そうな気もします。
(調理師さんは仕事なので、楽しんでられないと思いますが。。)

庖丁作りにも、同じ事が言えそうです。。
僕も、もっと明確な知識を得て頑張ります!

  • 2013-05-31(16:12) : 
  • TATSUYA AOKI

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