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洋包丁工場の方と

今日は、洋包丁工場の職人さんと話しました。

鋼材の事とか、研ぎの事とか!
洋包丁はほとんどが機械による自動研磨で、いかに自動研磨で綺麗に
思い通りに仕上げるか!と言うのが、キモであります。

もちろん、水砥(荒仕上げ)など手作業を加えている場合もあるので、
完全オートメーション化されている事では無いのですが、、、

もしも、洋包丁を全部手作業で和包丁のように造ったとしたら、気軽に
買えるような代物にはならない。。多分^^;

あくまで、工場目線での小刃合わせについて聞いてみましたが、
結果的には、銀三鋼で得た刃付けに似た部分もあり錆びに強い鋼材への
砥石合わせや、研ぎ方などを再認識する事ができました。

鋼材に合わせた絶対角があるのかと思っていましたが、そういう訳でもなく
刃先を細かくする順序などに、大きなヒントがありそうに思いました。

薄さで切れ込ませるのか!それとも掛けて切るのか!その配分によって
砥石の合わせ方に工夫が出来るのかも知れません。(刃先だけの話。)
何を切るのかによっても状況が変わってくるので、試してみないとデス。

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僕のバイク。

マフラーの詰まりが原因のようです。
よくこれで走れてましたね^^;って言われました。。

やっぱその筋のプロは凄いですね、金髪の兄ちゃんが、2stにしたら
音小さいなぁ~ 吸気は元気やけど。。。これはマフラーやな。。。
でも法定速度は30kmやし(笑)問題は無いんやけど~~♫

1996年製造のバイクなので、十分考えられる。。

っと良いながら、発進から20mで60km出るセティングとか、、
メーター振り切るには~ とか、、メチャクチャ楽しそうに教えて
くれました。。 バイク触るの好きなんでしょうね^^

さて、どう修理するか。。結構お値段が掛かるみたいで。。
外品のマフラーにしようかな。ハイスピードプーリー入れようかな。

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  • 2011-05-18

値段が折り合いませんか?

当方、少数派の左利き。

右用(標準品)と逆の断面形状になっている、左用の牛刀や筋引が見当たらないのは、

少量生産の左加工は機械による自動研磨に向かない

>洋包丁を全部手作業で和包丁のように造ったとしたら、気軽に買えるような代物にはならない

数が売れませんなぁ(在庫リスクが大きいですわ)

ラインアップしない、ということなのですね。

小刃部分を左刃気味に研いで使っていますが、断面形状は右用のままですんで、両刃の菜切りみたいな感じですね。

「左用の和包丁買うたらエエやんけ!(ちょっと高いけどな・・)」
やはり、これが現状では唯一の解決策ですかね?

  • 2011-05-19(10:55) : 
  • trekker URL : 

Re: 値段が折り合いませんか?

コメントありがとうございます。

実は、私も左利きでして。。。しかし、包丁は右!お箸は左と言う妙なスタイルです。
盛箸を使う時は、ちょっと面白い事になっています。

自動研磨のお話ですが、どんな種類の包丁でも機械にセットしてアタリを付けるまで
に何丁か動かすようです。一度セット出来れば一気に何百丁と研ぎ上げる事が出来る
ようなのです。 日本文化?なのか昔は左を右に矯正する事が多かったようで、左利き
包丁の需要が少ない事もあって、右中心に製品が動いているように思います。

左利き用のセットも出来ない事は無いと思いますが、仮に100丁のうち20丁を左にする
とセットする時間と生産コストが合わないのかも知れません。
また、自動研磨の構造自体に制約があって、右面だけしか研磨しにくいのかもデス。。
これは、自動研磨の機械に詳しくないので想像の範囲です。

なので、右刃の物をおっしゃる通り左刃に加工して使う事になってしまうのが総合的に
解決策としてとられているのが現状です。

それでも、水砥を重視しているメーカーなどは、左用としてブレード自体を研ぎ抜く事
は可能だと思います。 無刃の状態から自動研磨に多くを頼らずに研げば出来ます。
でも、人間の手が入るとコストがそれだけ掛かるので何割増しになるので。。。

ブレードの艶がちょっと荒めの仕上がりになりますが、酔心で研げます!
またご相談くださいませ^^

完全な片刃をお求めならば、やはり和包丁をお勧めしたいです!
切った断面や角が全然違います。。裏刃で切るのでエッジが立ちます。

  • 2011-05-20(02:23) : 
  • TATSUYA AOKI URL : 

No title

左ききの方の包丁の事を読みました。
自分に合う必要な包丁を洋包丁でも最初に作ってもらった方がいいと思います。
私は45年たった6寸出刃を、最初の包丁ですが、長さ・幅が2センチ小さくなりましたが使ってます。
醉心さんの包丁は全て完ぺキで、仕事に使うというより神棚に置く包丁ですが、それをー番初めに普段使いをするからとお願いして、材質の良い物でこれから何を作る為の包丁かを伝えて、鏡面でなくてミガキ砂仕上でもいいからと、本当にいいものを土井さんに、左用の当たり前の普通の形の包丁を高くてもー生使える鋼の白で作ってもらって下さい。
出来たら毎日使って。そしたらさびる暇ないですよ。
私は出来れば達哉さんが言われる、良く鍛えた霞にしてもらえたら、本焼よりいいと思う。
だって日本刀はみんな霞の作りですよ。
包丁ってけっこうハードに使う時があります。
柄も手で持った時、熱もたないものをと思います。
値段はー日ー円しません。
いい仕事をして五十年以上切れます。あなたを守ります。なくさないように銘切はあってもなくてもいつかは消えて行きます。多分私の持ってる本焼の3倍くらい切れると思います。私が今2O才ならそうします。


Re: No title

コメントありがとうございます。返信が遅くなりました^^;

包丁は、大きいくくりで見ると安い道具かも知れません。
しっかり造った包丁を手入れして長く使えば例え10万円の包丁でも10年は道具として
使う事が出来るように思ってます。使用状況によって変わるかもしれませんが、、。

酔心の包丁、、日本刀のように神棚に置くと言うほどの事は無いかも知れませんが、
それぐらいの気持ちで製品には接しています。
どちらかと言うと、自分で買う時の事を一番に思っています。

土井さんの青は白のような切れ味で、青の耐久性があるように感じます。
長く使うならば土井さんの青が良いかも知れません^^
2週間ぐらい中砥無し仕上げ砥のみで切れ味を維持したと言う意見もあります。
霞にして本焼レベルの鋼状態ですよね。。

和包丁でしか出来ない事が沢山あると思うので和包丁をもっと多くの方に
使って頂きたいと思っています。

  • 2011-05-26(01:39) : 
  • TATSUYA AOKI

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