#6000の砥石を#800の砥面に!
変なタイトルです。。
#6000の砥石が#800になるわけ無いんですが・・・。
偶に、普通の面直しでは砥面がリセットされてない気がして、
荒砥石や、中砥石で面直しをしてあげます。
特に荒砥石でやると#6000で固められた砥石に、#200~#400の粒子キズが多数入ります。
本当ならば、このキズを綺麗に均して使うのですが、面が粗いまま研ぎをしたりします。
色々試した結果、#800ぐらいの粗さが砥面への目詰まりも軽減されたり、鋭い刃を付け
易くなるように感じていて、刃の掛かりと言う面では、良い感じに上がります。
もちろん、面直しに使った荒砥や中砥の泥や粒子は綺麗に洗い流して使います。
#1000や#800のスパンで#6000の細かい刃を付けるイメージです。
滑り易い牛刀などでも、結構良い効果が出たりします!
#2000レベルのチョイ粗い感じの掛かりが欲しいけど、滑らかな感じがイイ!!
って方にはお勧めなのかも知れません。
天然砥石に名倉を使うような感覚になるので、わざわざ砥石を荒らす必要は無いですが、
面直しをする機会があると思うので、その時に一度お試し下さい!
- 2010-12-20