職人的砥石使い
頂いた砥石達を、色々いじってますw
そもそも、砥石自体は良い物で、悪さする巣も無く安心して使える物ばかり!
しかし! 我々(僕も含めて、板前さん、趣味で研ぎする人)とは違う砥石面をしております・・・。
そう、写真を見ても解るように、中高になっており砥石面がカーブしておりますw
別の砥石も同じようにカーブしています。
普通に考えて、砥石面の状態は平面が基本ですから、「なんじゃこりゃ?」って感じw
うぉりゃ~ っと面直しを考えたのですが、、、このまま使ってみようと思い使ってみました。
すると、どうでしょう! 研ぎたい部分だけ研ぐには、なんと使いやすい砥石形状です。
さすがに、裏押しは怖くて出来ませんでしたが、表面を研ぐ時は、研ぎたい所以外砥石に
当たらないので、余計な部分がキズキズにならなくて済む。。
その代わり、点々でしか研げないので、ややこしいw
日本刀を研ぐ砥石って、こんな感じの形状でしたよね~ そういう事なんかな^^
記憶をたどれば、この砥石で職人さんは裏押しをしていた・・・。
しかも、超細かいストロークで!
細かく動かせば、カーブなんて影響ないかなぁ~。
この形状の砥石で使い方が解ればメチャクチャ使いやすい。
特に、切っ先アールを持った庖丁は使いやすいと思う。
砥石の登り坂、下り坂。 真ん中の凸を使えば、切刃の中を抜けるかも!
薄刃はちょっと疑問が残ってますw
ちょっと真似してやってみよう!っと思った方が居られましたら、自己責任で!
仕上げ砥石で、同じようなカーブを使うと最終仕上げが出来ないので、やるなら
中砥石でカーブを作って、仕上げ砥石の平面で整える作戦を薦めますw
- 2014-08-27