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続、直刃

先日から、行っている尺一蛸引の直刃本刃付の経過です。

ただ単に直刃にすると言う目的だけでなく、砥石の相性もチェックしながら研いでいます。

変な話ですが、ある程度直刃で刃が薄く伸びてくると、変な砥石を使わない限り
爪にしっかり食い込みます。 「ど~せ滑るんだろ!」っと思って爪に掛けて見たら
意外にググっと掛かりました。 薄さ故に食い込む感じなのか??

銀三鋼は「#6000以上になると滑るやん!」っと思っていたけど、キングG-1#8000
で研ぎ抜いた感じでは、一番掛かっています。 食材への掛かりは解りません・・。
練砥石よりも焼成砥石の方がエエような気が・・・。 

銀三鋼を直刃で薄くした場合、細かくしても刃の構造?薄さで食い込む気がしてきました。

炭素鋼の庖丁を超細かい砥石で研いで居る方の気持ちが何だか理解出来た感じです。
「いくら炭素鋼でも。。。細かいでっしゃろ?」っと思っていましたが、その先の切れ味が
あるんだろうな~ っと感じました。

そうそう、この研ぎすると裏押し。。結構しなきゃですね・・・。

  • 2009-01-29

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