INOX身卸出刃
今日は、INOX身卸出刃庖丁を本刃付けしました。
研道では無いので、自分で道筋を探して刃付けを行う必要があります。
↑これが標準ですね!
身卸特有の切っ先アールが好きでして、それに合わせたシノギ筋を構築することが
この包丁を研ぐ個人的な楽しみでもあります!
今日は、かなり良い具合に研ぎ抜きが出来て、綺麗に仕上がりました。
身卸出刃の用途は、魚の三枚卸、腹骨を透く、血合いを取る。。。などなどです。
今回のお客様は根魚関係、青物関係を卸すとの事で、僅かなハマグリを加えてみました。
ダイア#500からINOX専用仕上砥石#6000へのぶっ飛びです。
ホイホイ研いでたら鏡面風に仕上げられました。
途中で中砥石を入れるより、綺麗に仕上がるかも知れません・・・。
アゴ付近だけ、少し研ぎ残しが出ました。
中砥石を入れると、この部分が良い具合に馴染むのだろうと感じます。
ふっと、巣板を使おうかと思いましたが、止めときました。
明日、この包丁はお客様の元へ出発します!
- 2015-12-10