京都祇園へ
何度もお店に足を運んで頂きましたお客様の包丁が完成しました!
本霞プラス仕上げらしく、新品の状態でペタ~っと砥石に当たりそうです。
(本刃付が容易な感じ)
透かして見れば、僅かな凹凸はありますが、均一に砥石に当たると思われます!
平も綺麗に仕上がっているのでシノギ筋がパリっと立つように想像します。
裏の比も綺麗に出ていますので、砥石の平面を保てれば、刃線が狂う事は無いです。
薄刃庖丁のキモは、裏にあります!
素晴らしい出来の鎌形薄刃です(^^)b
この包丁に加えて、追加で出刃包丁もご注文頂きました!
25年前の若き富樫憲治氏と堺刃付の重鎮、小田幸徳氏が作り上げた逸品。
先日、同じ包丁を本刃付けしましたが、小田さんなりの包丁理論が研ぎ構造に組み込まれていて
必然的に、そのような研ぎが行えるようになっていました。
現行の本霞プラスと同じように、研ぎ師の思いや願いが入った包丁です。
写真から構造を知るのは難しいですが、解る人には解るかも知れません!
当たり前ですが、裏も綺麗に砥石に当たります。
現在の包丁よりも、裏の比が浅いのも特徴です!←ちゃんと理由があります。
マチ磨きなどは施されていませんが、快適に使用出来るように、峰も加工されています。
今見ると、普通~なんですけど、、25年前の包丁と考えると!!手間が掛かってます。
こちらの出刃包丁は、まだ少し在庫があります。
よ~く締まった、欠けにくい出刃包丁をお探しの方は、お問い合わせ下さい。
見た目、、古めかしいですが内容は抜群です!
- 2019-04-04