銀三鋼(ステン系)の壺
今日は、朝から銀三鋼の鎌形薄刃の小刃合わせをしました。
僕にとっては、未だモヤ~っとしたジャンルの鋼材で、メチャ切れる時
と切れにくい時の差がハッキリしていません!
ゆえに、砥石の相性を探ってみたり名倉を使ってみたりと試してました。
今日、、研いだ鎌型薄刃で一つの光を見いだしました。。
小刃合わせる角度!(糸引を入れる角度)がバッチリ合えば切れ味が
ググっと良くなるかも知れません。
切れ込み?刃の掛かりは、砥石の相性に左右されるかも知れませんが、
総合的切れ味向上の要因は、角度かも!
薄くしたら良く切れる! 物理的な事も試してみましたが、硬度的な問題
から、刃がアッチコッチに逃げる感じがするだけで、スパっと入らない。
しかも、刃がスグに弱る!
INOX本焼もそんな傾向があるし、8Aの牛刀もそんな傾向がある!
粘りのある鋼材には、それに合わせた研ぎが必要です。。た・ぶ・ん・・・。
この小刃を付ける角度ってありますが、中砥でしっかり研いで刃先のみ
研ぐ場合の角度であるので、大きな目でみた切刃角度とは違います。。
切刃角度は、切った後の事に影響するように思ってます。。
- 2010-01-19