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やっぱり戻る

今日は、各種庖丁の小刃合わせをしました。

刃研職人さんから上がってくる庖丁には刃が付いているのですが、
仕立て作業中に起こる刃へのダメージチェックも含めて、最終的に
刃先を整える感じで行います。

仕上げ砥で行うのですが、切れるけど刃がツルツルな感じ(爪に乗らない)
の庖丁は、どれだけ仕上げ砥で研いでも、劇的に素晴らしい刃が付きません。

鋼材によっては、復活する場合も!!ミラクルエッジが良い例デス

今日も、そんな庖丁が居たので、昨日に感じた事を思い出して少しだけ
中砥で刃先を撫でてあげました。。 そうしたら食い付きが良くなる!!

これは粗くなるから当然なんですが、この食い付きを残しながら滑らかな
感じに仕上げるのが、研ぎの醍醐味でもあります。

やっぱり、中砥へ戻って刃先を荒らして再び仕上げ砥で刃を合わせる方が良いかもデス。

  • 2009-12-16

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