硬い方が良い。
お正月に母親と話す機会があった。
なにやら、「プレゼントするから良い包丁は無いか?」と聞かれた。
私「INOX牛刀やったら良く切れるし研ぎ易いし。。どうよ?」
母「確かに良く切れるけど、柔らかいからなぁ~。。」
・・・どうやら、主婦には包丁を研ぐ観点が無いようだ(^^;
仕事用と考えると、「切る砥ぐ」がセットになってるので、
研ぎ易く良く切れる方が良いと思っているけれど、
主婦(うちの母親だけ?)は砥ぐと言う事をあんまり考えていない。
硬い庖丁の方が刃が丸くなりにくいのは確かで、総合的には切れ味が
長持ちする。硬い方が欠けやすいものの、一部分だけの切れ味止まりで
何とか切れてくれる部分は残るのだ!
2日に1回の研ぎ感覚ではなく、1ヶ月に1回の研ぎ感覚だ!
そして思った!だから家庭用は硬いのだと(^^)b
研ぎをする人には、仕事用と同じ物を家庭で使えば素晴らしい
感覚で切る事が出来るけれど、研ぎを考えていない人には硬い
包丁の方が合っている!良く切れるより長く切れる方を優先させるのだ!
硬い包丁が切れなくなる時・・・それは硬いなりに刃が丸くなっ
ている状態。。。これを砥ぐのが大変なわけで・・・・。
欠けてしまったとしたら、その部分を研ぎ取るのに時間が必要なわけで・・。
母親は僕に、包丁屋なんだから修行だと思って研いで頂戴!っと。
で!そんな事々を知ったので、この雰囲気を本職用に生かせない
かと思いながら、会社の在庫整理をした一日でした。
なんだかんだ、色々と面白いモノ?が出てきたので、またの機会に!
2007-01-05