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やっぱ鏡面か!

この数日、いくつかの庖丁を本刃付けしました。

これらの中で、土井さんの鎌型薄刃が強靱で、研ぎ終えた後で手放したく
無くなりました(^^; ”結構大変だったので愛が芽生えたw。”

彼は、名残惜しむ僕を尻目に、調理師さんの元へ!←これが本来の使命ですよね。

他に、墨流しや本焼なんかも本刃付けしました。

墨流しは、やはり模様を美しく!!
なんて考えて、天然でシトシト研ぎました。

写真は、青砥で通した後デス。 
こんな風に霞ませてから、合砥に行くと霞ながら艶が出たりします。
相性があるから、絶対では無いんですが・・・。

逆の発想で、人造でピカピカにしてから天然で艶出しもアリです!
光らせてから霞ませるには勇気が要りますが。。。

それとは真逆で研いで光る庖丁なら光らしちまえ!っと思い青棒の力も借りて
ピカピカにしてみました。下地をもっとピカピカにしたらギラギラになるんですが・・・。

INOXは、適切な糸引きさえ確立していれば、切刃を触る事が当分無いので、
この状態を維持しやすいと思います。 灰汁とか油とか付くと曇るかな・・。
メラミンスポンジ? 激落ちパパなどで洗うと取れるので、曇っても平気!

ピカピカに光った庖丁は貼り付くやん!って思ってましたが、そんな事も無さそうです。
使ってみないと解らない事ばかりですが、和庖丁だと大丈夫そう!構造も関係アリ??

  • 2011-03-17

自分の研ぎは大工道具が基本にあるので裏の平面には特に気をつかいます。和包丁の刃裏はどのように仕上げていますか?

  • 2011-03-17(22:59) : 
  • とも URL : 

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

和庖丁の裏も平面が基本ですので、ペタっと砥石当てて仕上げています。

柳刃、薄刃、出刃と用途が色々あるので、裏刃の幅を変えています。
新品は全部同じ裏刃幅なのですが、、本刃付けを依頼された時などは、
気に掛けて、裏押し刃付けをしています。

大工道具も同じかも知れませんが、裏が綺麗に出ていないと、
刃道が狂いますので、片刃の刃物は裏は命かもデス!

  • 2011-03-18(17:25) : 
  • TATSUYA AOKI

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