SK鋼の出刃
研ぎ修理で、SK鋼の出刃を預かりました。
小さい欠けがある程度でしたが、出刃になると小さく見えて深いので、
マシーンを導入して、細かい所は荒砥#220でグシグシ研ぎ抜きました。
焼きが甘いのか? 砥石が強靱なのか?
軟鉄も鋼も良く研げます。。。 なんと研ぎ易い庖丁なのでしょう~。
砥石を中砥に換えても、グングン研げます。
コレでエエの?っと思うぐらい早く研ぎ上がりました。
こうなると、どこまで鋭い刃が付くが気になったので、砥石の相性を
探ってバシバシにしてみました。 SK鋼も良く切れますわ~(^~^)b
競技の範囲では、上位に食い込めそうな感じのカミソリエッジです!
本職用としては、刃持ちに難アリな感じがしました。
”刃先の薄さで切れるエッジですね!”
このままでは、切れるけど刃持ちしない刃付けになるので、糸引+を入れ
出来る限りの強い刃にして終了としました。
研ぎ立ては、とりあえず切れます。 鋼材選びは、ここから先の話になります。
- 2010-12-07