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昨日今日の研ぎ修理

昨日今日と二日間掛けて出刃庖丁5本を研ぎ修理しました。

二日間も??っと思うかも知れませんが、、
実質16時~17時の通常業務を終えてからの研ぎ修理デス・・・。
トータル2時間+αですな。。。当然ですが機械の力借りています。

多分、白鋼の包丁だと思います。。

どうして研ぐ前の写真を撮らなかったのかと、やや後悔していますが、、
結構大変な事になっている物が多かったです。 出刃の修理ってそんな感じですね^^

これらの出刃は料理用では無く、表具屋さんの出刃です。「表具出刃!」
真ん中の酔心出刃以外は、普通の料理用出刃を使用されていたようです。

お客さんの要望は、裏の比を全部無くしてベタベタにして欲しい!との事・・・。
やってやれない事は無いんですが、鋼が抜ける(無くなる)のが怖かったので
事情を説明して、裏押し多めで仕上げる事で了承頂いての研ぎです。

メーカー違いの包丁が揃ったわけですが、研ぎをするとその特性と言うか、良し悪しが
明確に出てきます。 何本か勝負しに行きましたが、裏を大量に押した事や平部分の
平面具合に負けて、折り合いを付けて勝負を終えました。

表具屋さんが使う出刃なんて、初めて実戦刃つけをするので、何を切るのに使いますの??
っと聞いた所、切る相手は木材らしい。。。 ある程度想像していましたが。。

預かった時には全てベタ研ぎされていて、パリパリ刃欠けしていたので、少しだけ刃肉を
残して限りなくベタに近い糸引きを入れてみました。

会社にあった木の棒を削ってみたりしましたが、ベタよりも極小糸引きを入れた方が、
刃筋も通るし断然刃持ちが良さそうだし。。切れ込みに大きな違いは無かったし。。。

お客さんの手元に届いてから、一度電話で様子を聞いてみようと思っています。

砥石も色々使ってみました。

ベースは#500ダイア
中仕上げ 青砥 天草 白名倉
嵐山 北山 G-1 日照山 大平 #10000

さすが白鋼っぽい鋼材だけあって、どの砥石でも良い刃が出ます。
削る事を想定した刃付けにしてみました。

そんな事より!
裏押しを沢山入れた事によって、得た情報が多かったです。
一つ、引き出し増えました! 料理庖丁にも応用出来そう。。。

腕と言うより手首がパンパンなので、熱い風呂に入って養生しようと思います。

  • 2013-11-28

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