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3つの砥石

先日の新潟紀行で、庖丁を研ぐ機会があろうかと、
荒、中、仕上 の3本をチョイスして持って行きました。

鋼材と砥石の相性などなどありますが、どんな鋼材が来ても
大丈夫なように!が最大の選考ポイントです。

荒砥石代表
#500 ダイアモンド砥石

「選考理由」
*抜群の研磨力があり、鋼材を問わない。
*面直しを行う必要が無い。(そんなに数は研がないし。。)
*荒砥石にして研ぎ傷が早く消せる。
*慣れ親しんでいるので絶対の安心感がある。

中砥石代表
#2000 刃の黒幕

「選考理由」
*水に浸け置きする必要が無い。
*#2000にして研磨力がある。
*ステンレス鋼材全般と出会った場合、これを仕上げとして使える。
*減りが遅いので、極端に砥石面が反る事が無い。
 (泥の出る量が少なく思うので、研ぎを行う場所を汚さない。)

仕上砥石代表
#8000 北山

「選考理由」
*水に浸け置きする必要が無い。
*ステンレス系、鋼系、どちらでも対応可能。(和庖丁を想定)
*目詰まりさせれば、鏡面風に仕上げる事も出来る。
*糸引きで使用すれば確実に掛かる刃を付けれる自信がある。

そして、最終兵器「メラミンスポンジ」も持って行きましたw

結局、どんな庖丁を研いだのかと言えば、SUISIN SP-INOXと
6A文化庖丁、白三鋼霞の柳刃の3丁です。

選考で選ばれた砥石達は、当然のように役立ってくれまして。。。
なんの不自由も無く、研ぎを快適に行う事が出来ました。

特に!ダイアが細かい刃欠けを一掃するのに役立った!
刃欠けを取ってベースが出来ないと、中も仕上も無い。。

最高の研ぎを行えた訳では無かったですが、僕自身のストレスも無く
しっかり切れて、堺から来ました~っと言っても恥ずかしくない研ぎは行えました。

  • 2013-09-24

タイトルなし

砥石の話題でしたので。。

先日送って頂いた#4000中仕上げなんですが、これは中々の優れモノですね!
良い意味で研げ過ぎないというか、良い感じの所で収まってくれるというか、、、
カエリの処理も簡単で、ステンレス系に抜群の相性なのではないかと思います!
切付墨流も絶妙な長さ、バランス、カッコ良さです!
これはもう少し使い込んでから、感想等またメールを送ります!

  • 2013-09-29(21:12) : 
  • stk675 URL : 

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

庖丁、砥石無事に到着して良かったです。

そうですね、#4000は痒い所に手が届く感じです。

早く研ぎ上げるには研磨力が高い砥石が良いですが研げ過ぎて、
いい研ぎ上がり時期を通り越して無駄なカエリを出してしまうので・・・。

切付墨流は、いい硬さに仕上がっていました。
研ぐのが少し大変でしたが、パンパンと刃が立つように思います。

実際にご使用になられた感じとは違うかと思いますので、また色々と
お教え頂けると幸いです。

  • 2013-10-02(15:25) : 
  • TATSUYA AOKI

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