それぞれ
酔心では、数名の職人さんに包丁製作を依頼しています。
本刃付を繰り返す中でだんだん、各職人さんの特徴?が解ってきました。
刃付けの構造は、以前に話していて、説明しきれませんでしたが・・・。
本当に包丁選びは鍛冶屋さん選びです。
オーダーメイドでお見積もり頂く際に、鍛冶屋さん指定などの欄があります。
本当は、言われた通りに、「ハイ!では◎◎さんでお見積もり致します。」と
言うのが正しい見積もりかと思うのですが、 これを、この鋼材で作るなら・・・。
こっちの方が良いのに・・・っと思うと他の鍛冶屋さんでの見積もりでも作って
みたりしてしまいます。
折角自分だけのオリジナルを作るわけだし・・・ 良い組み合わせで提供する
のが僕の役目かな?っと思っている事もあったりで。。
知ってるのに言わないのも心の詰まりが出来そうな気がして。。
包丁と砥石の相性とは言いますが、鍛冶屋と砥石の相性ってのが正しいかもです。
これらは和庖丁に限定されるかと思います。
洋庖丁はどうなんやろ? 鍛冶屋が打ったりしてる物もあるかも知れないけど、
量産体型にあって、、、それなら包丁と砥石の相性でしょ? っと思うかもですが、
色々聞いていると、そんな事もなさそうですね。
- 2009-03-30