賄いハンター
先日、上田屋にて無力ながら助っ人としてお手伝いに行きました。
最初の仕事は、スダチを半分に切る!
INOXの牛刀で切りました。当然のように良く研がれていまして、、
快適に切る事ができました。 基本中の基本かも知れませんが、
一つの物をキッチリ半分に均等に切るのは簡単そうで以外と難しい。。
バタバタしている雰囲気の中で、急がなきゃ!!っと思うと余計にソワソワ。。
今回は、INOXだったのですが、これが鋼の庖丁で切ったとしたなら、錆びにも
警戒しなければだし、、追い込まれている状況では庖丁を洗ったり拭いたりする
のを、うっかり忘れてしまう事もあるだろうと・・・。
ちなみに、僕は追い込まれるほどの状況では無かったですが、雰囲気がそんな
感じだったので、、そんな事を感じました。
その他は、盛りつけを手伝ったり、お酒を運んでみたりと、色々させて頂きました。
そんなこんなで落ち着いた頃、、今日の賄いとなる”てっさ”を僕が引く事となりました!
師範「美味しそうにしてや~」っと
とりあえず、銀三鋼の柳刃で引く引く引く!良く切れ込みます。滑りません!
他の庖丁も使ってみようかと、土井さんの白二鋼で引く引く引く!!!
やっぱし、鋼の違いや重量感をモロに感じまして・・最後まで土井さんの庖丁を使いました。
厚みが安定していませんが、数十枚は美味しそうに引けました。
思っている切れ味と切れ込みが合うと、良い感じに出来るように思いました。
切れ過ぎてもダメっぽい、、腕が上がれば、切れ過ぎも自分の物になる??
今回は、一回で引ききれない事が何回かありました。
あと、もう少しで切り終わるのに、庖丁が足りない状況です。
9寸の庖丁でも尺一寸にして使う技を、食材の状況に合わせて使わないとデスネ。
師範の鍋奉行にて忘年会と言う名の賄いを頂きました。
ど~やったら美味しく食べれるか? 同じ食べるなら、どう美味しく食べるのか!!
そういう事を考えていないと鍋奉行にはなれません! そう感じました。。
師範、ご馳走様でした~(^0^)
- 2010-12-30