近況包丁報告
最近納品した包丁も含めてご紹介^^
180mm剥き物包丁白二鋼本霞プラス仕様 鍛冶:池田美和氏 刃研:山口修二氏
出荷前のちょこっと刃付けで、抜群の掛かりが出ていました。
本刃付けしたら、食材への刃の入りと切抜けが増すと思う。形状が崩れにくい本霞プラスなので、
ガンガン研いで育てて欲しい1本に仕上がってます。
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270mm柳刃酔心疾風LIGHT 本霞プラス仕様 本刃付加工
本刃付けのご依頼を頂いた1本です。 シノギ筋が立つと確信があったので、刃先から研ぎ始めました。
硬いハガネを揃えた後、柔らかい軟鉄で調整する方式です。 本霞プラスなので余計な小細工なしで、
スイスイ刃付けが出来ました。裏刻印にトラブルがあり、詳細確認と修正の為、酔心に戻ってくる予定です。
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研ぎ修理、お預かりの包丁。なんと、両方とも白一鋼。 本焼と打物デス。
本焼は池田美和作 打物は土井敬次郎作 究極の二本ですww
本焼の方は、ほぼ終了。 お客様が持っている天然砥石との相性が良く、預かった時の方が
怖いくらいに掛かったかも知れません・・・。
一度、その切れ感覚を体感すると、今までの切れ感覚が更新されてしまう(^^;
ご要望は、切刃の研ぎ抜きだったので最終仕上げはお客様の砥石に委ねるとしましょうか・・・。
ひとまず、マルカ中山で最終仕上げ済みです。。
打物「酔心白疾風」は、もう少し研ぎ抜く必要があるので、再び砥石に向かいます。
両包丁とも、刃先は最終まで仕上げてみました。
同じ白一鋼ですが、作者、製法が違うと、刃の付き方も違うように思う。
思いっきり切れるのですが、その切れ具合に差がある。
どちらが良いか??気になる人も多いと思いますが、完全に好みで決めるレベルです。
修理の包丁、まだまだ残ってます。。 急がねば!!
- 2016-06-01