青一水本焼
青一鋼本焼の本刃付は初めてでしたが、思っていた通り非常に粘り硬かったです。
ペティのような使い方をするようで、短いフグ引包丁です。
厚みもかなり薄く、良くしなる包丁に仕上がっています。
しなる包丁は、研ぐ力が逃げるので、研ぎにくさを感じました。。。
よっぽど、変な使い方をしない限り、簡単にへこたれるようには思えません!
もっと刃を薄く伸ばせそうでしたが、爪に乗る程度で止めました。
ダイヤの砥石で切刃などの構造を形成し、#3000 #4000 #8000と番手を上げました。
#8000辺りでは、単に磨いているだけか??っと思う始末でしたが、鏡面になりにくい
青一鋼もキラキラになりました。
最終糸引は、久しぶりのマルカ中山を使用。。。
薄さによる掛かりと鋸刃が加わって、キュキュっと良く掛かる刃になりました。
お詫びと訂正:
青一鋼の記事に合わせて、特集「青鋼のすべて」で青紙スーパーの炭素量表示が
間違っていましたので訂正いたしました。 間違い、お知らせ頂きありがとうございました。
- 2012-04-18