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白一水本焼 下地作り!

300mm 剣型フグ引 白一鋼水本焼 池田作を本刃付け中です。

一度完了したのですが、ちょっとしたアクシデントで再鏡面しました。
戻ってきたらリセットされていたので、再度本刃付けです。。

テストで作った#400ダイア砥石も使ってみたくなって下地作りで使用しました。

剣型の包丁なので、下から先に研ぎ抜いて行く方法を取りました。

シノギ筋 刃先 切刃の中と、研ぎ分けで平面を作っていきます。
写真の状態でもムラが見えますが、このまま中砥石に行けばベタっと当たります。
ダイア砥石は平面過ぎて、研ぎ状態がシビアに出ます。

ダイアで完全に刃を伸ばしてしまうと、刃を減らす一方なので少し残します。
これから先の中砥石か仕上砥石かで調整出来る分のノリシロを残すイメージです。

裏は、カエリが出ても出なくても、仕上げ砥石まで当てません。
本霞プラスの刃研ぎ職人、山口氏が砥いだ本焼プラス?なので絶対に砥石へ当たる信頼度と
裏刃が広がるのを僕自身が嫌っているからです。
写真の裏はモラモラしていますが、錆び止めビニール塗料を塗っているからです。

下地でここまで出来れば、後はどの砥石を使って仕上げようか考えるのみ。
刃当たりが優しい砥石が良さそうな気がしてます。

大阪市S様、お時間を頂いております。
今しばらくお待ちください。

  • 2019-03-04

タイトルなし

お疲れ様です。

新品の包丁を研いだとき、裏押しが均一に当たっているだけで嬉しいんですよ。
鍛冶も研ぎも難しいんだろうとは思いますが
スッと真っ直ぐな包丁をお願いします。

ダイヤモンド砥石ですか。最近ますます平面と基礎の重要性を感じています。
面と面が合うと嘘みたいに研げるようになったりするんです。

値段、寿命、平面の修正。( ̄~ ̄;)
ダイヤでなくともその気になれば出来るはずですが、これが中々出来ないんです。
諭吉がい~ちに~いさ~ん…良いも悪いも使ってみなきゃ分からん。
という訳で身卸が出来た時にでもお願いすると思います(^_^ゞ

  • 2019-03-07(23:33) : 
  • ゆうじ

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

そうですね、裏押しが綺麗に当たると嬉しいと思います。
ご注文頂いてる包丁は、最高の布陣で進めていきます!

ダイアモンド砥石は精度が高すぎる点もありますが、イメージ通りの
砥ぎ上がりになりやすいです。

マメに面直しすればダイアは必要ないですよね・・・。
荒砥石などは5~10往復に1回ぐらいの頻度で行えば同じような
効果は得られると想像しています。

おそらく、普通に使えば10年以上使えると思います!
また、包丁仕上がり時にご検討頂ければ幸いです。

  • 2019-03-10(10:41) : 
  • TATSUYA AOKI 

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