石油
今日、天然砥石屋さんが来た。 色々な話の中で、また青砥の事を聞いてみた。
詳しく聞いてると、青砥も硬口と柔口があるようで、それによって色が違うとか。。
赤門って天然があるんですが、山が違うだけで青砥の仲間らしい。
(ちなみに赤門はもう掘ってないらしい、って事で在庫なし!酔心に1個あり^^)
丹波青砥も、採掘者が趣味で掘ってるらしいです。。。
で、タイトルの石油です。
以前から気になっていたのですが、青砥に限り研いでいると研ぎ汁に虹色の油膜が
出る時があったのです。 これ、、青砥の油分なんだそうです!知ってました?
和製油砥石!
この油はサラサラな感じで、まとわりつくような油ではないです。
手を石鹸で洗わなくても大丈夫! 研ぎ汁と微妙な油分で手荒れにならん感じです。
研ぎ易いのは、柔らかな泥と油分が効いているのかも!
柔らかい方が、油分が多い気がしてます。。。
そうそう、青砥の弱点もあって。。。
1.粒子が均一でない!
偶に、砂利が入ってるんです。
機嫌良く研いでいたらジャリっと・・・。
僕個人は、青砥で刃先を研がないので切刃にスーっとキズが入るだけですが、
刃先も研ぐ場合は、フルパワーで研ぐと小さく欠けるかも・・・。怖いっす。
2.在庫が無い
ようするに選べない、気に入った砥石はそれ一個だけであって次も同じ物が
手に入る事は無い。。
3.クラック入った物が多い
当たり前ですが、良い物から出ていくので、産出量が減った今、良い物を得にくい
良い層を掘りつくしたと言う事も言えます。
このクラック対策方法を聞きました。そのうち書きます。
近いうちに、硬い青砥、柔らかい青砥!ネット限定で選りすぐりの1本を紹介します。
- 2008-09-26