虹色
良くある質問で、「包丁が変色した」と言われます。
場合によっては、返品として帰ってくる事があります(><)
こんな風に虹色になったりします。 これは、魚の脂が包丁に付いた物です。
鏡面の包丁でも、鏡面部分が虹色に変色したりします。
写真の出刃は、My青二鋼出刃包丁withアイケですが、脂の乗った鰺を
捌いただけで、このようになりました。 炭素鋼の方が虹色になり易いかも!
これはこれで、保護膜的な作用をして錆びにくくなる一説もありますが、
人によっては、見た目が悪く思う方も・・・。
この脂分は、中性洗剤で洗っても落ちません!
クレンザーで磨くなどして除去しなくてはなりません。
切刃は研げば綺麗になりますが、ヒラ部分は磨かなくてはなりません!
写真は、研ぎ入れて磨いた後です。 やっぱこっちのが見た目いい♪
ちょっとコロコロした切刃構造です!
今日は、このような刃にした場合の小刃合わせに一つのヒントを見つけました。
それは、また後日・・・。
今夜、この包丁を持って師範の元へ行きます。
青一鋼水本焼フグ引のインプレと、捌き講習受講?の為です。
魚捌きに置ける切っ先カーブの生かし方について色々と・・・。
- 2009-06-12