1. HOME
  2. 日々修行
  3. 日々修行
  4. 白一鋼水本焼修理

白一鋼水本焼修理

今日は、長期間お預かりになっていました白一鋼水焼の研ぎ抜き
(糸引刃除去)の修理を行いました。

砥いでたら光ってきたので、波紋を出すべく天然砥石を導入!

波紋を出す為だけの天然砥石利用です。。 これが良く無かった・・・。

波紋は浮いてきたけど、、得体の知れないキズが増えた。。

こんな事なら、そのまま光らせる方向で繋いで行けば良かったかと・・・。

ゆっくり、砥ぎ戻しを行い、今日はここまで!!


■お知らせ■

7月29日、30日 名古屋大須「三浦刃物店」様にてイベント開催致します。

自分に合った包丁選び、説明を受けて包丁を購入されたい方。
包丁の事で疑問をお持ちの方。 掘り出し物をお探しの方。
効率的な研ぎ方を知りたい方。 是非、ご来店下さいませ。

研ぎ屋「助八」 研ぎ講習会も行っております(要予約)
詳しくは、三浦刃物店様へお問い合わせ下さい。

  • 2018-07-17

研ぎ直し、さすがの美しさですね。

本焼き、奥深いのでしょうね。
波紋は出る、けれども正体不明の傷。
光らせて、かつ波紋を浮き上がらせることもあるのでしょうね。
本焼きを触ったことない私からは、霞包丁での刃境とは違う凄みを感じます。
それにしても、買わせていただいた白一本霞でも驚愕の切れ具合です。
本焼き、また別格なのかと思うと、包丁文化の凄さを改めて感じる思いです。

  • 2018-07-19(21:48) : 
  • わんきち

Re: 研ぎ直し、さすがの美しさですね。

わんきちさん
コメントありがとうございます。
キズが出てしまうのも天然砥石の難しい所です。。
この石も使い始めは良かったのですが・・・。
波紋を浮き立たせる魔法の粉が欲しいですね(^^)

先日お求め頂いた白一鋼も池田美和さんの包丁です。
この水本焼と同じ作者なので、性格は似ていると思います。

和包丁に関しては、鋼材うんぬんより、作者の方が重要ですね!

  • 2018-07-21(15:06) : 
  • TATSUYA AOKI URL : 

No title

鋼うんぬんより作者ですか…。
なるほど…!
買わせていただいた白一、作者により良く叩き締められた鋼なのですね。
凄い永切れ具合です。
今まで使ってた包丁とは比べ物にならないですもん。
しかし、教えていただいた糸引き技術。教えてもらってから自宅の包丁全てに試しましたら、もう別物になりました。
ありがとうございました!
今まで、切れ味のために…思って自分の思い込み先行で、ただ刃先を薄く伸ばしていただけだと気付かされました。

  • 2018-07-22(21:47) : 
  • わんきち

Re: No title

僕は、作者の方が重要だと思っています。
丁寧に作れば、鋭く長く切れる包丁になるのだと思います。
鍛冶屋の性格が素直に包丁に反映されるので面白いです。
どの業界も同じだと思います。

糸引き刃を引けると、世界観が変わりますね(^^)
刃先を薄く伸ばすのも切れ込みに関係するので必要です!
包丁の性能を超えて薄くすると、使い方を工夫しなければ
ならなくなります・・・。

僕は、気を使わずバンバン使いたい、欠けて欲しくない、
あまり砥ぎたくないww ので、自分の包丁は、技量に合わせて研いでます!
これが、本当の本刃付け!ですね!!

  • 2018-07-23(16:29) : 
  • TATSUYA AOKI 

関連記事