直刃へ
直刃をやってみようかと、、陳列に飾られていた銀三鋼16層の蛸引を研いでみた。
机上の理論では、柳刃よりも、蛸引の方がより直刃に向いているんちゃうかな?
っと思っていたので、研ぎ始めた。。。
研ぎ初めて気が付いた。 蛸引なのは良いけど。。どうして尺一寸を選んだんだろうと・・。
薄刃にせよ、蕎麦庖丁にせよ、直線を出す庖丁は研ぐのが難しい。
あっちが出来ればこちらが足らん。。。 そんな状況に陥り易い。
もともとがハマグリだったのと、銀三鋼の多層鋼であるので簡単には研ぎ卸せない。
今日は直刃気味で終えたが、刃の通りは全然違う。 これが増すのかと思うと直刃
が好きな人の気持ちが理解出来る。。 ←内心ボクも好きかも知れない。
ま、実際に何か切ってみないと解らないので、食材を切る必要はある。
でも、やっぱり銀三鋼ですね、、ボクが相性を発見できていないからですが、
噛むよう鋭さを得るには、砥石を荒くするしか無いのが現状です。
細かい石でも切れるんですが、薄さで切れてるような気がして。。。
取り合えず、乗りかかった船なので研ぎ込んでみようと思います。
PS:最近、柳刃蛸引??風なのが欲しいと聞きます。そうゆう事なんでしょうね。
- 2009-01-27