上田師範講習会
先日、アメリカから帰国されたお客さんのご要望で上田師範講習会を実施しました。
テーマは「アナゴ」「カツラムキ」の二点です。
講習と共に、アナゴ用庖丁、薄刃も購入したい!との事でしたが、、、、、
上田師範に聞いてから。。っと言う事で先に講習会。
上田氏の思想は理解しているので、アナゴ用の庖丁は出刃で代用できる!って
言うと思っていたら、案の定。。。。
上田氏「一日に何本捌きます?」
お客さん「5本~6本・・です。。」
上田氏「じゃあ出刃で良いでしょ!」
どうして、そうなるのか!ですが、
一日大量に捌かなくて良いなら専用庖丁は、そこまで必要が無いと言う考えです。
ウナギ専門店のように、それを大量に捌く現場なら便利かも知れないが、5本程度
なら、出刃で十分代用できる! っと言う事です。
っと言う上田師範も、ちゃんと大阪裂きを所有されていましたw
お客さんも納得されて、、出刃で捌く方法(目打ちを使わない)アナゴ捌きを講習。
僕も横からチラチラ見ていましたが、これなら僕でもできるかな!って思いました。
*補足*
専用庖丁で目打ちを打った方が、断然早く捌きが出来るのは間違いありません!
上田師範も、それは理解しての出刃推奨ですので、、、!
カツラムキは、いつも通りの講習でした。
僕も参加しましたが牛刀でカツラムキするのは、やり難いですね。。
薄刃の方が、断然やり易い! 切れるから怖いけど。。。
ついでに、ミラクルエッジな研ぎ実践も講習。
最近、師範が研ぐのを見てなかったのですが、色々と発見がありました。
また、上田氏の掛かる刃の状態も理解できました。
「達哉君が研いだ方が、バチっと刃が出て永く持つ」と言われた理由も解りました。
僕にとっては、横からこっそり講習会を受講した感じでしたが、収穫は大きかった!
- 2013-10-02