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短い包丁で??

いつも贔屓にして下さる山形のお客さんから、預かった研ぎ修理の包丁の
インプレ電話を頂きました。

まだ魚を切ってないそうですが刃の掛かりが、か・な・り良い感じ!らしい。

お客さんの包丁は240mm柳刃伝承です。
研ぎは、初回納品時の本刃付けから数えて3回目。

記憶が正しければ、初回は滑らかな切れ味に仕上げたような。。。
これでは、活かった魚へのアプローチがイマイチだった。
2回目、必殺砥石の番手すっ飛ばしで掛かりを強くたことで満足頂きました。
そして、3回目(今回)さらに掛かる刃を!との依頼。

2回目の研ぎから3回目の研ぎまでの間に、短い包丁でワンランク長い包丁の
切れを出す方法を模索していた事もあり、その手法を実践しました。
240mmなのに、270mmで切っているような切れを出す!でもザラザラじゃないw

この方法は、上田師範にも現在進行形で試して頂いている。
まだ、答えは返ってきていないです。。「ダメなら即電話があるハズw」

今日、山形よりインプレ電話頂いたお客さんには、実際に使用した時に、どんな
弊害が出て来るか解らないですが、、、っと言う含みは伝えました。。
手に取った感触では、かなり満足されていた様子でしたが、、、

出てくる弊害は、切れ止みが早くなるかも知れない!これだけw

もしも、この研ぎで長く切れるようであれば、引き出し1段増える事になります。

不安もあり、ワクワクもあり!です。

  • 2014-06-20

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