庖丁関係 アイケなのか? 2023.1.19 土井さんとの会話の続きデス。。 アイケの包丁は低温で作ってるから出るのは仕方が無い(^^; 細い糸のようなアイケは、ハガネが脱炭してない目安でもあるので、気にする人は避けた方が良いが、包丁としての切れ味を追うならそっちの方が良い! こんな話は、幾度と無く土井さんと話した事だし、刃付け屋さんとも話してきた事! 「これ、、もう売れないんですよ・・・」っと土井さんに見せたら「若い調理師さんに安く分けてあげたらエエやん!」っと土井さん。 紙一重、キズの包丁!そんな包丁欲しい若い調理師さんご連絡下さい。 で、、アイケの話なんですが・・・。 「これ・・アイケやん!」「これ。研いだら取れるアイケ!」その違いの境界線がちょっとわかりました。 アイケとは鍛接不良!軟鉄とハガネが密着出来なかった部分です。この部分は黒い線となって現れたり、黒ゴマのように穴が開いてたりします。 この黒ゴマのように見えるアイケはゴミだと土井さんは言いました。「ゴミ???」 接合する時に、軟鉄とハガネの間にゴミが入ったために、その部分が接合しなかったと言う状況だとか・・。 結果的には、接合不良に分類されてしまうのですが、これは研いで取れるアイケになります。。 いや、研いでみないと解らないけれど取れる確率が高い物になります! 写真撮って~載せようと思ったら、サヤ製作見本になって鞘屋に行きました。なので帰ってくるまで写真はお待ち下さい。 あ!特集でやりましょう(^^)b 再度アイケについて! 薄刃の刃は真っ直ぐ付けにくい?ってな題材もあったりします。アイケの事よりも、研ぎに関係する事の方が喜ばれますかねぇ?? そそ、小さいけど安い合砥仕入れてみようかと・・・天然デビューのチャンスかもです。 2007-07-10 庖丁関係, 日々修行 アイケ, 庖丁, 酔心 帰国子女な包丁 廉価和包丁 関連記事 魁インプレッション カミソリ・エッジ 特集更新 刃付屋違い ラボ 研ぎ講習