敬次郎 骨切
年始からのバタバタを乗り越えました。。
今日は、9寸骨切白二鋼 敬次郎作の骨切を修理しました。
今回は、本刃付けではなく、修理の範囲です!
久しぶりにダイア砥石を使わず、#400番荒砥石~#1000中砥石~INOX仕上砥石の順番です。
切刃の軟鉄部分は、霞ませる粉を使って化粧磨きをしています。
刃先は、INOX仕上砥石#6000で艶出しをしました。
敬次郎作の包丁は独特の研ぎ味で、砥石乗りがとても良い。
白二鋼ならではのカリカリした鋭さが出るのに、粘りがあります。
カリカリしてると欠け易い刃になるのですが、そんな気配は無く。。
年代物で締まっている事も関係しますが、低温で鍛造した影響が今も残っている印象デス。
土井さんマークが見えませんが、中子にちゃんと入ってます。
疾風シリーズを作る前の包丁ですね!!
大切にお使い頂いているので、裏刃の状態も良好です。
- 2020-02-10(
霞ませる粉って、悩ましげな言い回しですね。
なんて言う天然砥石をすり潰したんですか⁉️
それとも、酔心さんに行けば売ってるとか?
- 2020-02-10(21:45) :
- Outback URL :
化粧粉
Outbackさん
コメントありがとうございます。
悩ましい言い回しですね^^
職人さんから分けてもらった物なので詳しい配合は解りません。
オリジナル配合みたいです。
鍛冶屋さんによって、霞具合が違うので相性もあるようです。
酔心では販売していません^^
- 2020-02-12(10:10) :
- TATSUYA AOKI