そんなにも”ねばる”
一冬を越した木柄牛刀は木材部分が収縮して包丁中子と柄に段が出来る。
これは、結構痛く手を切る程では無いが、濡れた手で長時間触るとヤバイかも・・。
これを必死に磨いて、段を滑らかに加工していくのが、この時期大変な作業の一つ!
最近は樹脂製の洋包丁柄もあったりするので、数年後にはコレに変わるのだと。。
でも木のぬくもりは、エエもんだと思う。
綺麗に磨くと木柄は艶を出し、手に吸い付くようになる。
触っていて気持ちいい。。
そんなオタク的な事していたら、手から筋引包丁が滑り落ちた・・・。
しかも先から(><) 「あ~折角磨いていい感じやったのに、先飛んだよな~」
若干凹みながら、落ちた包丁を手に取ると、先が酷く曲がっている!!
洋包丁って粘りあるよなぁ~~
修理せねば!で研ぎ場へ行って気がついた。。。
「折れてくれた方が後々修理し易いやん!」
昔、会社へ来た調理師さんが筋引を買う時に「先を飛ばしてくれ!」と言った事を思い出した。
「落としたら変に曲がるから直しにくい」そう言っていたように思う。
落とさないようにするのが一番なんですけどね・・・(^^;
- 2008-04-01