今日の研ぎ講習会
今日は、ハワイからお客さんが来られて、研ぎ講習会をしました。
講習会!!っと言うと大層な事に感じますが、Q&A方式??で
その方に合った研ぎを一緒に探して行く感じで進めました。
全くの素人さんなら、研ぎ方その物を伝えていく必要があるのかも
知れませんが、既に調理現場に居て、庖丁も研いでいるならば、
そこは飛ばして、その次の事に進む方が有意義に時間が使えます。
日々、何気なく庖丁を研いで失敗と成功を繰り返してきたお陰でw
持ち込まれた庖丁を見ると、何となく状況が把握出来るようになってきました。
今日のお客さんは、研ぎ自体には何ら問題無くキッチリとした研ぎをされていた
ので、現状で庖丁に抱える悩み(長く切れて欲しい!刃の掛かりが欲しい!)を
聞いて、所有されている庖丁鋼材の特性などを伝えてから、研ぎ講習に入りました。
学科と実技! そんな感じですw
これまで何度も研ぎ講習会(個人講習会)なる物を行なって来ましたが、
毎回反省する部分も多く、講習会後に、あれも伝えれば良かったなぁ~
こういう風に伝えれば解りやすかったかなぁ~っと思うのです。
今回は、比較的スムーズに要所を突いた講習会が出来たような気がしています。
自分で研ぐのは簡単で、頭では理解していても、それを相手に伝えるのは研ぎ技術
とは別の何かが必要ですね(^^;
今回の解決点は「長く切れて欲しい!刃の掛かりが欲しい!」でしたが、これが自身の
研ぎで解消されれば、次に来るのは「庖丁の○○!」になるハズ。。
庖丁の○○と、長く切れる事と、刃の掛かりが揃えば、料理庖丁としては完璧です!
っと、ここまで講習会が上手く出来ました!!
っと書いてますが、この基礎は上田屋講習会から盗んだ感じデスw
H団長の話術も少し入ってますw
■■■■■追記■■■■■
#2000の中砥石、早々に回収されてしまいましたw
料理庖丁関係と大工道具関係の両方にテストを出していたようです。
砥石は庖丁だけの物じゃないですからねぇ~。。
多分、製品化するとの事でした。
ちょっと高価な気配ですが、費用対効果は良いと思います(^^)
- 2015-06-01