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霞の境目!

本焼包丁でも霞の包丁でも、中砥目を残して研ぎ上げるのが好きです。
切り刃が鏡面なのも好きですが、霞ませた方が張り付き軽減、見た目格好いい!
ってな事もあって、自分の包丁や本刃付け依頼を受けた包丁で指定が無ければカスミッシモで仕上げております。


写真は青砥カスミを残して、鋼のみ仕上げ砥石で光らせた状態です。

ここまで強烈に鋼部分を光らせる必要も無いのですが、やってみました。
本当は、刃先数ミリだけ仕上げ砥が当たってる方が良いと思う。。
ま、、所有感と言いましょうか、持つ喜びと包丁に対する意識向上の為です!

これって、要するに研ぐ時の角度で霞と鏡を分けるんですが、、これが難しいんです。
研ぎの際、包丁柄を持つ手が角度維持出来ないと、霞部分に仕上げ砥が当たってしまい
霞を失ってしまいます。(鏡っぽくなってしまう!)

これは、角度しか無い!!そう思っていましたが、本日ナイスな方法を見つけました。
下地が出来ていれば、誰でも簡単に霞と鏡を分ける事が出来ます。

もちろん角度の維持も必要ですが、角度維持に要する意識が90%から30%まで軽減
されるかも知れません。 ただし、これをやり過ぎると、良くない事もあるので、その辺は詳しくまとめてから、ご紹介した方が良いと思います。 必殺温存作戦!!!

この研ぎを必要とする方がいらっしゃるのか解りませんが、楽しみにお待ち下さい。

「あっそうゆこと・・・」  「なるほど~~」  色々な反応があるかも知れませんが(^^;

  • 2008-12-18

教えてちょ!! お願い。

コメントありがとうございます。

動画の方が解り易いかもなので、年末に撮ってみます!
3分も満たない内容になると思いますが・・・。 

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